【こだわりアリ】2×4材の自作壁面収納の作り方

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みなさん、こんにちは。

さとうしです。

自分のイメージに合う壁面の棚を作りたいと思ったら、2×4(ツーバイフォー)材を使った棚を作ってみることをおすすめします。

スペースの有効活用のため、2×4材を使って上の空間を活用できる自作の棚を作ってみました。

「2×4材を使った自作の壁面収納をDIYしたい!」

という方のご参考になれば幸いです。

この記事では私が制作した壁面収納、材料費そして制作工程を紹介していきます。

2×4(ツーバイフォー)材での自作壁面収納について

2×4(ツーバイフォー)材とは、DIYで多く使用される材料です。

私の壁面収納では、床から天井までの柱で使用しています。

その2×4材を使った柱で壁にキズをつけずに自作の壁面収納棚を作ることができます。

ホームセンターで購入した2×4材のサイズは(約)38mm x 89mm x 2430mmでした。

2×4材はオンラインショップでも扱っています。

ですが、私は木材のそり、木目、キズなどを確認したかったので、ホームセンターで購入しました。

長さがあるので運搬方法も事前に考えておきましょう。私は配送にしました

壁面収納のイメージと完成写真

2×4材を使った完成のイメージを持ちましょう。

手書きで良いのでイメージを描き、また床から天井、壁面のサイズを計りましょう。

私の自作壁面収納のポイントは以下になります。

私のポイント
  • 棚の高さの変更が可能
  • 落下防止
  • ホコリ防止
  • できる限りのコストセーブ

こちらの写真が完成した壁面収納になります。

【自作壁面収納】工具費と材料費

工具・材料費はホームセンターでの購入が主でしたが、Amazonでも揃えることはできます。

記事の一番下に商品リンクを用意しておりますので、ご確認ください。

ただし、ご自分の目で工具、材料を確認することはオススメします。

2023年夏の価格(全て税抜)になります。

グループ材料単価(税抜)数量合計(税抜)AB
2×4材
(8F/約2430mm)
1,09044,360
(突っ張り棒制作用) 2×4材
(3F/約915mm)
5291529
リメイクシート6,39816,398
(突っ張り棒制作用) 六角軸鉄工ドリル
(6mm)
7791779
(突っ張り棒制作用) 六角ボルト
(M12x50)
604240
(突っ張り棒制作用) 六角ナット
(M12)
11444
(突っ張り棒制作用) 丸座金
(ワッシャー M12)
11444
(突っ張り棒制作用) 超薄スパナ
(19-21)
6291629
布ポリマスカ茶(養生材)
1,100
1691169
チャンネルサポート
(900mm)
1,19044,760
ウッドブラケット
(左)
74953,745
ウッドブラケット
(右)
74953,745
ビス(チャンネルサポート)6991699
棚板・アカシア集成材(側板分含む)9,986
ビス(コンパネビス・側板用)4291429
ビス(トラスタッピング 40個入) 5991599
L金具(棚板の側板サポート用)59201,180
ビスキャップミニA
(側板ビス頭を白いキャップで隠せます)
4791479
チェーン (1m)29051,450
洋灯吊
(チェーン受け用)
1994796
カーテンレール
(3.0m)
2,48012,480
カーテン1,79011,790
電動インパクトなど一部工具は所有しています。インパクトはホームセンターでレンタルできると思います。

私が制作したAプランの合計は約45,330円(税抜)でした。

さとうし
さとうし

「コストセーブ」という意味では既製品の方が安いかも。。。

ただ、Bプランにすると材料費のコストを抑えることは可能です。

Bプランについて
  • 棚の高さの調整不要
  • 棚の側板不要。または棚板を減らす
  • リメイクシート不要
  • カーテン・カーテンレールが不

棚の高さの調整不要

 チャンネルサポートは不要になります。

 2割から3割程度でしょうか、棚を支えるブラケットが値段が少し下がると思います。

棚の側板不要。または棚板を減らす

 棚板の購入枚数が減ります。

 また安い棚板があれば、さらにコストを抑えられます。

 棚に側板をつけない場合

  ・荷物落下防止のチェーン

  ・洋灯吊

  ・L金具(側板側サポート用)

  ・コンパネビス

 上記の4つが不要となります。

リメイクシート不要

カーテン・カーテンレールが不

Bプランの材料費については概算はおよそ20,775円(税抜)になります

※ブラケットと棚板は2割引いた額で計算しています。

さとうし
さとうし

およそ2万円であれば、検討する余地はありますよね!

【自作壁面収納】制作工程

それでは制作工程を確認していきましょう。

  • 2×4材で突っ張り棒制作と柱の仮位置決め
  • チャンネルサポートの仮位置決め
  • 柱・棚板にリメイクシートの貼り付け
  • チャンネルサポートの固定
  • 棚板の取付(両側板取付含む)
  • 落下防止のチェーンの取付
  • ほこり防止のカーテンレール・カーテンの取付

  2×4材で突っ張り棒制作と柱の仮位置決め

天井と床の柱を固定するため、突っ張り棒の役目を果たす部分を自作することにしました。

1つあたり税抜で約505円(合計2,019円)でした。

工具費・材料費リストの「グループ」の「 」 を合計しています。

それでは制作してみましょう。

2×4材(3F/約915mm)を4~5cm程度にカットし、対角に線をひき中心付近を出しました。

その中心に木工用ボアビットで凹みを作ります。

ボルトの頭の入り具合を確かめながら、少し斜めにしてグリグリと掘りながらボルトの頭が入るサイズ広げました。

木工用ボアビットは18mmを購入していましたが、M12x50ボルトの頭サイズが対角で約22mm程度なので、20mmから22mm程度のボアビットでの良いかもしれません。

ゴムハンマーでボルトを押し込みます。

そこにナット、ワッシャーを入れます。

続いて柱側(2×4材/8F/約2430mm)にボルトの受けの穴を掘ります。

誤って掘りすぎても問題はないと思いますが、掘る深さが分かるようにドリルにマスキングテープを貼っています。

ナットを回せば突っ張り具合の調整が可能となります。

壁に立てかけたあと、突っ張りの調整にはスパナ(もしくはバイスプライヤーなど)が必要になります。

突っ張りすぎると天井に穴が開いたりするかもしれないので、慎重に行なってください。

柱の完成です。

  チャンネルサポートの仮位置決め

この①のチャンネルサポートには棚の引っ掛け穴が付いているので、棚側につくブラケットを差し込むことでお好みの高さにすることができます。

受ける側のチャンネルサポートの高さを揃えて水平になるように、チャンネルサポートを仮留めをしましょう。

棚板を置いてイメージを確認してみてください。

  柱・棚板にリメイクシートの貼り付け

右側がリメイクシートを貼り付けた棚板になります。

貼り替えたばかりの壁紙と色が近くなるので、壁面収納の圧迫感がなくなると考えてリメイクシートを貼り付けることにしました。

空気が入ってたり、ゴミが入ったりすると跡になります。

写真の棚板はキレイに貼れていないため、凸凹が分かるかと思います。

やり方は様々ですが、私は最初に貼り付ける材料の長さにリメイクシートをカットしました。

リメイクシートはのり素材でしたが、多少の貼り直しはできます。

失敗しながら慣れていきましょうね!

突っ張り棒の役目を果たす部分についても貼り付けます。

さとうし
さとうし

正直リメイクシートを貼るのが下手です。。。

箸休めのように、もし宜しかったら出窓にリメイクシートを貼り付けた記事もご覧ください。

  チャンネルサポートの固定

リメイクシートを貼っても、仮留めした時の穴位置がわかると思います。

チャンネルサポートの穴位置を探してビスで固定します。

柱部分の完成になります。

なかなか、キレイになっていますかね。

柱の固定補強について

私の場合、壁にビスを打ち込むことができたので、アンカーを壁に打ち固定しています。

これは耐震性の向上を考慮しました。

  棚板の取付(両側板取付含む)

棚板に取り付けるブラケットをチャンネルサポートに引っ掛けます。

そこに棚板を乗せて、ビスを打ち込みます。

この段階では最後まで打ち込まず、仮留め程度にしましょう。

側板をコンパネビスで固定したら、ブラケットとチャンネルサポートの溝に多少の遊びがある状態(ブラケットが真っ直ぐチャンネルサポートに入っている)を確保して、棚板を固定しましょう。

真っ直ぐな状態で固定をしないと棚板が外れないことがあります。
その場合、棚板のビスを緩めて外すことになります。

  落下防止のチェーンの取付

収納棚の下のスペースで寝たりするので、落下防止のチェーンを取り付けました。

洋灯吊を棚板の側板に取り付けます。

そこにチェーンを引っ掛けます。

  ほこり防止のカーテンレール・カーテンの取付

ほこり防止のため最上部にブラケットを取り付けて板を固定します。

その板にレールのベースを固定します。

レールを使用する長さにカットします。

これで完成しました!

まとめ

メリット

  • こだわりを形にできる
  • 自分だけの壁面収納になる
  • 下の空間を有効活用できる
  • 掃除の時間が減る

デメリット

  • 工具が必要
  • 既製品よりも割高になる可能性あり

作業、コストもかかりますので、簡単にできますと言うことはできません。

工具もある程度必要になりますし、既製品よりも割高になることもあります。

安全に過ごすために、突っ張り箇所の固定具合を確認するメンテナンスも必要でしょう。

ただ、自分の求める壁面収納が作ることができ、空間を有効活用できます。

予想以上だったメリットは、掃除の時間が減ったことです。

以前は床面に家具などが多かったため、掃除に1時間以上かけていましたが、今は20分程度です。

1週間に一度は必ず掃除していたので、年間で約35時間も時間を節約できました。

出来上がったら愛着を抱く家具になります。

よろしければチャレンジしてみてください!

ちなみに壁面家具を作る前に、壁紙を貼り替えました。そちらの記事もご興味がありましたら、ご覧ください。

【自作壁面収納】工具・材料の商品リンク

ホームセンターで購入したものが多いですが、今回の記事でご紹介した工具・材料の商品リンクを以下にまとめました。

私が購入した物とは別の物もございますが、ご参考になればと思います。

2×4材(8F/約2430mm)

リメイクシート

六角軸鉄工ドリル(6mm)

六角ボルト(M12x50)

六角ナット(M12)

丸座金(ワッシャー M12)

超薄スパナ(19-21)

布ポリマスカ(養生材)

チャンネルサポート

ブラケット

ビス(チャンネルサポート)

棚板・アカシア集成材

ビス(コンパネビス・側板用)

ビス(トラスタッピング 40個入) 

L金具(棚板の側板サポート用)

ビスキャップミニA(側板ビス頭を白いキャップで隠せます)

チェーン(長いのでカットが必要になります)

洋灯吊(チェーン受け用)

カーテンレール

カーテン

インパクトドライバー(所有していました)