パフォーマンスが戻る!冷却ファン清掃をしたMacBookPro

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MacBook Proを使っていて、以前よりも動きが遅かったり、もっさりしていたりすることはありませんか?

私のMacBook Pro(16インチ, 2019)は2020年の3月にやってきましたが、2年を過ぎたあたりから少しずつ動作が遅くなったような感じがしました。

使用頻度が多いPremiere Proですが、書き出し時間が長くなったなと。

アクティビティモニタをみてみると『Kernel_task』が1,000%を超えるような数字を叩き出していました。

そこでネット上の先生方の情報を調べた結果

さとうし
さとうし

MacBook Proの内部を掃除したら排熱効果が上がって、性能が戻ってくるかな!?

という考えになりました。

Apple careが切れていること、そもそも調子が良くないということもあって、故障も覚悟で裏ぶたを外して掃除することにチャレンジしてみました。

裏ぶたを外して掃除をする場合は、故障する可能性があります。自己責任のもと行なってください。

MacBook Pro(16インチ, 2019)の状態【掃除前と掃除後】

結論としては【裏ぶたを外す掃除は効果あり!】でした。

今回は、Premiere Proで書き出しの状態の比較になります。

【Premiere Pro proxy file書き出し(尺は約7分)】

掃除前掃除後
書き出し時間7分10秒1分59秒
Kernel_task (%CPU)1,027.7%(最大値)24.6%(最大値)

書き出しについては3倍以上、CPUにかかっていた負荷は激減していました。

MacBook Proの清掃道具について

私がMacBook Pro(16インチ, 2019)の裏ぶたを外した時のクリーニング道具は以下になります。

  • エアダスター
  • バキュームリフター
  • 精密ドライバー特殊5溝 1.2mm
  • 静電気防止手袋

Mac Book Proの裏ぶた外しと掃除の流れ

裏ぶたを外して、掃除をする流れを紹介いたします。

  • 裏ぶたのネジを外す
  • バキュームリフターで裏ぶたを外す
  • エアダスターでホコリを飛ばす
  • 裏ぶたのネジを止める

作業はこの4工程です。

それでは写真をメインに順を追っていきたいと思います。

  裏ぶたのネジを外す

MacBook Pro(16インチ, 2019)はネジの場所が6箇所あります。

ネジの種類は2つあるので、元に戻せるよう管理してください。

2023年6月清掃

  バキュームリフターで裏ぶたを外す

バキュームリフターで裏ぶたを外す作業が一番のポイントだと思います。

ネジを外し、バキュームリフターを使って裏ぶたと本体部分に隙間を作ります。

写真の赤枠のような道具で隙間を大きくしていきます。

次は手前2箇所のコーナーの隙間を大きくします。

その時「パキッ」とちょっと怖い音がすると思いますが、隙間が大きくなります。

下の写真のようにパカパカしたら次のステップです。

いよいよ裏ぶたを取る作業になります。

パカパカした状態で、裏ぶたを持ち上げながらバキュームリフターを手前に引いて外れたのですが、この力加減と手をどう置いたら良いのかが分からず探り探りでした。

最終的には力が一番入る利き手でバキュームリフターを持ち、左手で本体をしっかり抑えて手前に引いたら外れました。

感触的には「バコッ!」と外れるので、支える手を痛めないよう気をつけてください。

またMacBook Proが飛んでいってしまわないよう気をつけましょう。

飛んでいって故障したら本末転倒ですからね。。。

  エアダスターでホコリを飛ばす

裏ぶたが外れると中は下の写真のようになっていました。

3年近くファンが回っていたので、ホコリまみれですね。

これは想像以上のホコリでした。

ホコリがギューギューに詰まってましたね。

固まっていたので、歯ブラシでホジホジしました。

エアーダスターでホコリを飛ばすと気持ち良いくらいキレイになりました!

  裏ぶたのネジを止める

裏ぶたのネジを止めたら掃除は終了です。

冷却ファン清掃から1年と2ヶ月後

MacBookProの裏ぶたを外す清掃をしてから1年2ヶ月後。

もう一度清掃をしました。

2024年8月清掃
さとうし
さとうし

想像していた以上にキレイでした!

理由は2つあります。

  • 2023年11月にMac Studioを購入して、メインPCではなくなったため
  • 利用頻度が落ちて、1週間以上使用しないこともあったため

MacBookProの使用頻度が少なくなり、ホコリがあまり溜まらなかったようです。

ただ、うっすらですがホコリは付着していますね。

エアダスターでホコリを飛ばし、こびりついたホコリは無水エタノールを吹きかけたキムワイプで拭き取りました。

今回は充電式のエアダスターを使っています。

使い捨てと違い、缶の処分を考えずに気軽に使え、日常の清掃でも使ったりしています。

裏ぶたを外す時にキズをつけてしまいました。

裏ぶたを外した時にどうやら引っ掛けてしまいカバーをベロっと、そして少し切れてしまいました。

「バコっ」と外れる時は気をつけようと前回学んでいたはずのに。。。

カバーを外した時におそらくこの留め金具が引っかかったのかと考えます。

平行に引っ張るのではなく、少し持ち上げゆっくりと引っ張って外すイメージですね。

実際にやってみて学ぶしかありませんが、どうかお気をつけてください。

冷却ファン清掃のまとめ

裏ぶたを外して掃除をすることで、本来持っていた機能を取り戻すことを実感できました。

掃除した結果は数値にも、時間にも表れています。

ただ、裏ぶたを外すには故障するリスクはありますよね。

ご自分でやらなくともAppleの正規サービスプロバイダーに依頼を検討するのも良いかもしれません。

https://www.quickgarage.jp/mac/

プロにお願いすれば安心かと思います!

1回目(2023年6月)の清掃をして4ヶ月後にMacBook Pro(16インチ, 2019)が故障をしてしまい、クイックガレージさんに修理を依頼しました。

USB-Cポートの故障だったので、おそらく裏ぶたを開けたことが原因では無いと思っていますが、もしかしたら•••ということもあります。

何度も恐縮ですが、裏ぶたを外してのクリーニングは自己責任のもと行なってください。

ご覧くださりありがとうございました!